こんにちは。立川のネコ好き税理士、藤本です。
以前、納税方法の中で生活に身近な3パターンを紹介しました。
確定申告のご依頼をいただいた方に納付方法の案内をした際、上記の中でクレジット決済の方法についてよく聞かれることが多かった印象です。
今回は、クレジット決済での納付について詳しく解説していこうと思います。
当事務所では、顧問契約や確定申告依頼までは必要ないけど、分からない部分だけ確認したい……という方のために単発でご相談出来るプランを用意しております。
また、不動産売却を含め確定申告依頼のサービスも提供しております。
不明点等ございましたら、ご検討いただければと思います。
Contents
所得税の納付方法の1つクレジット決済
特別な手続きや書類が必要ない便利な方法
税金の納付方法の1つとして、クレジット決済による方法があります。普段使用しているクレジットカードでの支払と同じ感覚での納付ですね。
クレジット決済による税金の納付は、銀行口座引落のように事前に特別な書類の届出も必要なく、現金納付のように納付書を記入して窓口に行く必要もない便利な納付方法になります。
手数料は1万円当たり税抜76円と結構高いので注意
クレジット決済の場合、1万円当たり税抜76円の手数料が発生します。
納税額によっては結構な手数料の金額になるので注意しましょう。
ちなみに、所得税納付のための手数料は恐らく経費にならないと思われます。
納付方法はインターネット上でのみ受付
ネット上で支払手続きをしてネット上で完結
クレジット決済をして納付を行う場合、ネット上で支払手続きをし、ネット上で納付まで行うため、ネット上で全てが完結します。
便利ですね。
税務署等にいってカード決済、というのは出来ない
クレジット決済は前述の通りネット上でのみ行うことが出来ます。
店頭でカード読み取り機を使用して暗証番号を入力して……といったように、税務署等に足を運んで窓口でクレジット決済を行うことは出来ないので注意しましょう。
クレジット決済のやり方
専用サイトへアクセスしよう!
まずは、税金納付を行っている以下の国税庁のサイトから、納付専用サイトへアクセスします!
https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/nofu-shomei/nofu/credit_nofu/index.htm
正直、後は画面に従って入力していけば簡単に納付出来ます。普段のクレジット決済とあんまり変わりません。
個人情報の入力をしよう
住所氏名などの個人情報を入力します。
納付税金の種類を入力
納付する税金の種類や期間、税額等を入力します。ここだけ、普段やりなれない内容ですので少し悩むかもしれません。
例えば、令和2年分の所得税の確定申告を行う場合には以下のように入力します。
納付税目:申告所得税及び及び特別所得税
課税期間:令和2年
申告区分:確定申告
本税:税額
加算税等は、期限内に申告する場合には基本的に必要ありません。
クレジットカード情報を入力して納付!
最後に、クレジット決済で使用するカード情報を入力して完了です。
最後の確認の際、手数料を含めた支払総額も表示されますので、必ず確認しておきましょう。
特別な手続きも必要なくネット上で完結する便利な方法
クレジット決済を使用して納付する場合、この手のものに必要になりがちな、特別な手続きや書類作成、パスワード作成が必要ありません。
ネット上でアクセスし必要情報を入力してクレジット決済を行えば納付が完了します。
事前準備や来年以降の自動継続等もありませんので、一番瞬発力が高く後腐れがない方法だと思います。
納付方法は色々ありますが、一番楽な方法で納付をして確定申告を乗り切りましょう!
まとめ
・税金納付はクレジット決済による方法も可能
・手数料は1万円当たり税抜76円発生する
・専用サイトに行き必要情報を入力するだけで、事前の手続き等は必要ない
当事務所では、顧問契約や確定申告依頼までは必要ないけど、分からない部分だけ確認したい……という方のために単発でご相談出来るプランを用意しております。
また、不動産売却を含め確定申告依頼のサービスも提供しております。
不明点等ございましたら、ご検討いただければと思います。
このページの執筆者
立川のネコ好き20代税理士 藤本悟史
※内容に関する法令等は、更新日による施行法令を基に行っております。