こんにちは。立川のネコ好き税理士、藤本です。
確定申告時期もある程度ひと段落。税理士受験生の方は税理士試験に向けてブーストをかける方も少なくないのではないでしょうか。
3月後半~4月。直前期に入る前のちょっとした準備期間。直前期たる5月に入る前の嵐の前の静けさを感じる期間の印象があります。
この時期に行う勉強方法として、個人的に個別問題を中心に行うことをお勧めしています。
当事務所では、顧問契約や確定申告依頼までは必要ないけど、分からない部分だけ確認したい……という方のために単発でご相談出来るプランを用意しております。
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不明点等ございましたら、ご検討いただければと思います。
Contents
3月後半~4月に行う個別問題のススメ
年内期~年明期は基礎固めの時期
受験勉強の始めである9月~12月の年内期及び確定申告時期もまたがる1月~4月の年明期はどちらかというと基礎固めの期間という位置づけが強いです。答練等の内容も比較的基礎的なものが多め。
何事も基礎が大切。税理士試験においてもそれが大切なのは言うまでもありませんね。
しかし、いつまでも基礎的なことをやっているのも考え物。どれくらいの時期まで基礎を固めるのが良いのでしょうか。
3月後半~4月期間は個別問題による基礎固めのススメ
直前期に入る前の3月後半~4月の期間は勉強方法が悩ましいですね。
個人的には、3月後半~4月は個別問題を多くやって基礎をしっかりと固めることがおススメです。答練を何回も回すのではなく、トレーニングをガンガン回す方法ですね。
直前期に入る前のこの時期だからこそ、答練ではなくトレーニングをガンガン回す方法がおススメです。
直前期に入る前に基礎固めをする絶好のチャンス
直前期は、答練の嵐になる時期。メインで通っている専門学校だけでなく、他の学校の答練を解く方も多いのではないでしょうか。
そんな時期に基礎固めをする時間は中々確保しにくいことから、3月後半~4月は基礎固めをする絶好のチャンスです。
また、この時期に基礎固めをすることで、直前期に受ける答練の効果をグーンと上げることも出来るんじゃないかなと個人的には思っています。
直前期は基礎から応用への力を養う期間
直前期は基礎が出来ていることがある程度前提になってくる
直前期の内容は、実践的な答練や改正論点など、基礎的な内容がある程度出来ていることが前提となっています。
その時期に基礎がしっかりと固まっていれば、新規論点も線で繋がり理解がしやすく比較的頭に入りやすくなります。逆に、基礎が固まっていなければ、新規論点も「点」で確認することになり理解がしにくくなるだけでなく負担感も増加。
基礎がしっかり出来ている場合、ここで目に見えて差がついてきます。
直前期は答練祭り。より実践的な形式を多数経験する
直前期は前述の通り、答練がメインになってくる時期。また、内容自体も本試験を意識した実践的な内容になってきます。
そこで養うことの出来る大切な力として、初見論点でさえも基礎的な考えから、理のある解答をすることが出来る、というものがあります。
よく、税理士試験で出題された初見論点は「エイヤー」でやるというものがありますが、基礎的な考え方がしっかりしている場合、自分の中で導き出した理によって解答することも出来ます(結局、最後はその理をエイヤーでやることになるのですが。)。
基礎がしっかり固まっていれば、直前期の答練を通じて、自分の中で理を導き出す力を養うことも出来ます。
基礎固めを行い直前期の学習をより効率的なものへ
基礎がしっかりと固まっていると、直前期の学習により解答作成の力は加速度的に上昇していきます。暗記したものを吐き出すだけの解答作成から脱却するためには、基礎的な考え方は必要不可欠。
盤石な土台の上でこそ、応用は成り立つ。
直前期の答練の効果を上げるためにも、個別問題をしっかりと回して基礎的な考えを固めるのは意外と大事だったりします。
答練は限界点を上昇させ個別問題は安定性を上昇させる
個人的に、答練回しは得点の限界点を上昇させ、個別問題は得点の安定性を上昇させる内容だと思っています。
限界点ばっかりいくら上げても安定性がなければ博打性が高くなります。どんな問題にも対応出来る安定性を得ることも学習上は大切。
この時期だからこそ、しっかりと個別問題を回して得点の安定性をあげて直前期の答練に挑みましょう!
まとめ
・3月後半~4月は個別問題を行うのがおススメ
・直前期に入る前の時期は、基礎固めの絶好のチャンス
・直前期の新規論点や答練の学習効率を上げるためにも基礎をしっかりと固めよう
当事務所では、顧問契約や確定申告依頼までは必要ないけど、分からない部分だけ確認したい……という方のために単発でご相談出来るプランを用意しております。
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不明点等ございましたら、ご検討いただければと思います。
このページの執筆者
立川のネコ好き20代税理士 藤本悟史
※内容に関する法令等は、更新日による施行法令を基に行っております。