こんにちは。立川のネコ好き税理士、藤本です。
今や必需品のマスク。私の家の近くのスーパーでもマスクの着用をお願いしているため、マスク無しでは買い物が出来ません。服並みに必需品ですね。
それでは、マスクではどんな事項の検討が出来るのでしょうか。
※この記事でいうマスクとは、医療のマスクで、タイガーマスクといった覆面マスクではありません。
当事務所では、法人成りを検討している方や事業を始めたての方、これから規模を大きくしていきたい個人事業主、中小事業の方など幅広い視野を必要とする税務顧問を得意としております。
また、顧問契約や確定申告依頼までは必要ないけど、分からない部分だけ確認したい……という方のために単発でご相談出来るプランを用意しております。
お客様のご要望に併せてご提案させていただきますので、お気軽にお申し付けくださいませ。
マスクの購入費用・どんなことが検討出来そう?
マスクの購入費用が確定申告に関係してくる!?そう聞いて思い浮かぶ検討事項は如何ほどでしょうか。
購入ということですので、支出に関する事項が検討されますね。パッと思いつくものは以下のものでしょうか。
医療と聞いて最初に思い浮かぶものは医療費控除
マスクといえば医療。医療といえば最初に思いつくものは医療費控除ですね。
医療費控除とは、個人が治療等を受けた際に一定額を所得税計算上、控除が可能な規定です。
この規定は、個人が治療等を受けた場合に限られます。マスクの着用は治療等ではないため、マスクの購入費用は検討出来ませんね。
マスクは疾病への予防という面も大きいですからね。ん?予防?
それならば、健康の保持増進をした際に適用のある医療費控除の特例ではどうでしょうか?
じゃあ医療費控除の特例は?
医療費控除の特例・セルフメディケーション税制は、健康の維持増進等のために一定の医薬品を購入した場合に所得税計算上控除が可能な規定です。
一定の医薬品を購入した場合です。マスクは医薬品ではないので適用は出来ませんね。
一定の医薬品と聞くと結構物々しい感じがしますが、身近なものでいうとドラッグストアで売っている湿布の中にも対象になるものがあるので対象医薬品は意外と身近にあります。
消耗品等で経費計上
私がよく行く銭湯ではマスクの着用をお願いしているのですが、忘れた人のためにマスクを販売しています。
また、会社や職場でマスクが支給されるケースもあるのではないでしょうか。
こういったケースの場合には、マスク購入費用は消耗品等で経費計上が可能かと思われます。特に、前者の場合には収入と直接対応するところでもありますし、経費の計上が合理的ですね。
1つの行動複数の検討事項
マスクの購入費用で検討出来る大きなケースは上記の3点でしょうか。
特例では基本的にマスクは対象ではないため、通常の経費・損金による影響が検討されますね。また、飲食店のようなマスクの着用が地方自治体等から推奨される場合でも経費・損金による影響が検討されますね。
今や必需品のマスク。これがどのような影響を及ぼすか等を考えるのも楽しいですね。
まとめ
・医療費控除は適用出来ないが経費計上は一考の余地あり
当事務所では、法人成りを検討している方や事業を始めたての方、これから規模を大きくしていきたい個人事業主、中小事業の方など幅広い視野を必要とする税務顧問を得意としております。
また、顧問契約や確定申告依頼までは必要ないけど、分からない部分だけ確認したい……という方のために単発でご相談出来るプランを用意しております。
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このページの執筆者
立川のネコ好き20代税理士 藤本悟史
※内容に関する法令等は、更新日による施行法令を基に行っております。