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まだ間に合う!漏れなく経費計上する大切さと経費の確認方法を解説【確定申告・個人事業主】

ジャガーネコ
ジャガーネコ
当初の確定申告時期も迫ってきたね!
ミケ君
ミケ君
これから出来る節税ってないかな?
ジャガーネコ
ジャガーネコ
基本中の基本だけど、経費を漏れなく計上することが大切かな。

こんにちは。立川のネコ好き税理士、藤本です。

確定申告時期も佳境ですね。今年も申告期限が伸びたとはいえ、当初の申告期限である3月15日までの提出を目標にしている方も多いのではないでしょうか。

確定申告書を作成する上で念頭に置いておきたい大切なこととして、適正な税額負担を行うように申告することが挙げられます。

それでは、適正な税額負担を行うためにはどんなことに心がけていけばいいのでしょうか。

当事務所では、顧問契約や確定申告依頼までは必要ないけど、分からない部分だけ確認したい……という方のために単発でご相談出来るプランを用意しております。
また、不動産売却を含め確定申告依頼のサービスも提供しております。
不明点等ございましたら、ご検討いただければと思います。

経費計上を漏れなく行い適正な税額負担を

売上と経費の漏れのない計上は基礎中の基礎

事業や不動産所得の計算は、売上から経費を差し引いて利益を計算します。

この利益額から、様々な調整金額を差し引いた残額に対して課税がされます。

それでは、経費に漏れがあるとどうなるのでしょうか。

経費に漏れがあると税額が過大になる

一番最初の利益の計算の際に行われる経費計上。経費の金額により税額が変化しますので、経費計上は税額計算上大切な要素になります。

しかし、経費の支出は日常的に行われるもので、意外と漏れやすいものです。

経費が漏れてしまうと、その分税額が過大になるだけでなく利益計算も狂ってしまい、1年間の振り返りに支障をきたすことも。

節税の根底にある適正な経費計上。支払方法が過多に渡っている今日、支払方法別でどんな風に経費を確認出来るのでしょうか。

支払方法別の経費確認方法

現金払いの事業用経費の領収書

最もイメージしやすく心当たりが多いであろう事由。ちょっとした支出を現金で支払い、いつもの流れでレシートを受領しなかったり捨ててしまったりして経費が漏れてしまう事由です。

レシート等がなくても伝票等を作成すれば経費計上は出来ますが、現金払の性質上、金額や内容を記憶するのはとても困難。そもそも、支出していること自体忘れていることが多いです。

この漏れの場合、確定申告時期に改めて確認することは困難ですので、日々の中で忘れないように心がけましょう。

口座引落額の確認

口座引落の場合、通帳から経費を確認出来ます。便利ですね。

通帳から確認出来る性質上、比較的漏れることは少ないですが、合算記帳には注意しましょう。

記帳はこまめに。

プライベート用のカードで支払った事業用経費

消耗品の購入時など、登録してあるプライベート用のクレジットカードにより一時的に支払った際、それを忘れてしまうケースがあります。

クレジットカードの場合、利用明細書があるため、そこを確認することで金額や内容を確認可能。

プライベート用カードで払った心当たりがある場合、利用明細を確認してみましょう。

QR決済等のプライベート用のキャッシュレス決済で支払った事業用経費

この頃流行りのキャッシュレス決済。こちらも、プライベート用のもので支払ったものを忘れた場合ですね。

キャッシュレス決済の場合、アプリ等で履歴が残るのでそちらで金額等を確認出来ます。

細かい支払が多い可能性もありますが、心当たりがある場合は確認してみましょう。

経費を漏れなく計上することで、適正な税額や利益が確認出来る

経費を漏れなく計上すると、意外と税額負担は大きくなかったりするケースは少なくありません。逆を言えば、思ったより利益が上がっていないということにも繋がります。

適正な税額や利益の確認が大切なのは言うまでもありません。経費を漏れなく計上し、適正額を確認していきましょう。

まとめ

支払方法別の経費確認まとめ

・経費計上を漏れなくすることで、適正な税額や利益を確認出来る
・現金払の場合、改めての確認は困難
・口座引落の場合、通帳より確認
・カード払いの場合は利用明細書から確認
・キャッシュレス決済の場合はアプリ等で確認

当事務所では、顧問契約や確定申告依頼までは必要ないけど、分からない部分だけ確認したい……という方のために単発でご相談出来るプランを用意しております。
また、不動産売却を含め確定申告依頼のサービスも提供しております。
不明点等ございましたら、ご検討いただければと思います。

このページの執筆者

立川のネコ好き20代税理士 藤本悟史

※内容に関する法令等は、更新日による施行法令を基に行っております。