こんにちは。立川のネコ好き税理士、藤本です。
確定申告時期が到来。この時期は個人事業者の方の申告が一律で設定されている影響もあり、単発の確定申告のご相談を多くいただきます。
確定申告時期=税理士さんは忙しい。
そんな印象を持たれている方が多いのか、この時期に「この時期はお忙しいと思いますので……」といったお言葉をいただくことがよくあります。
当事務所では、法人成りを検討している方や事業を始めたての方、これから規模を大きくしていきたい個人事業主、中小事業の方など幅広い視野を必要とする税務顧問を得意としております。
また、顧問契約や確定申告依頼までは必要ないけど、分からない部分だけ確認したい……という方のために単発でご相談出来るプランを用意しております。
お客様のご要望に併せてご提案させていただきますので、お気軽にお申し付けくださいませ。
Contents
確定申告時期は忙しい?
実際問題として、業務量は増える
この時期はお忙しいでしょう。
そんなお言葉をいただくことが多くなりました。
実際に忙しいかは別として、この時期は業務量が平常時よりも増えることは確かではあります。
ご依頼は大きく分けて、継続的なご依頼(所謂、顧問契約)と単発のご依頼(決算のみなど)があり、確定申告のご依頼は、基本的には単発のご依頼になります。
この時期に単発のご依頼を多くいただけば、単純にその分業務量は増加します。
単純に普段の継続的な業務に上乗せで単発の業務が加算されるため、実際問題として業務量は増加します。
しかし、個人的には業務量が増えて実際問題として忙しいことと、相手から忙しいと思われることは別と思っています。
実際に忙しいことと、忙しいと思われることは別
忙しい雰囲気が相手に忙しいと思わせてしまう
昔、学生時代にこんな方を見たことがありました。
常に何かに追われているように動き、常に予定が埋まっているように見える。そんな方でした。
そんな彼と実際に話してみたところ、彼自身それほど忙しくないと発言しており、予定はあけられると。
その一方で、のんびりしているように一見見えるのに、話をすると予定が詰まっていた方もいます。
実際に忙しいか否かに問わず、忙しい雰囲気を出してしまえば相手には忙しいと思われてしまうのです。
そして、その忙しい雰囲気を出せば相手に気を遣わせてしまうとも。
忙しい雰囲気は相手に気を遣わせるということ
忙しい雰囲気を出した場合、相手に気を遣わせてしまいます。
・忙しそうだからいつでもいいよ(自分が相手に合わせるよ)
・忙しそうだから後でいいよ(自分のことは後回しでいいよ)
前述の忙しそうな彼とのケースもそうでした。
何か予定を入れなければいけない時、忙しそうな彼に気を遣いスケジュールを行うよう配慮するべきと。(実際は、全然問題なかった訳ですが。)
確定申告時期で忙しい雰囲気を出してしまうと、自分の意思とは関係なくお客様に気を遣わせてしまいます。
相手に気を遣わせないため、まずは自分から相手に気を遣わせるような雰囲気を出さないことを心がけていきたいものです。
忙しい雰囲気ではなく、業務はあるが心に余裕がある雰囲気を出す
「この先生は暇だと思われたら足元を見られるから常に忙しい雰囲気を出すように。」
独立前や独立後に言われた言葉です。確かに、仕事がないと思われると、足元を見てくるようなお客様は0ではありませんし、実際に体験もしています。
しかし、忙しい雰囲気を出せば、足元を見ないお客様に気を遣わせることに。
自然に出てしまう忙しい雰囲気は、心に余裕がないから生じてしまうもの。
この言葉の真意として私が解釈した内容は「忙しい雰囲気が自然に出るのではなく、その雰囲気を演出するようになれ」というものです。
業務があるが、それを表に出さずに余裕を持った雰囲気を出すことで、相手に気を遣わせることなく、堂々とすることが出来ます。
恥ずかしながら昨年はお客様にお気を遣っていただくことが多くありました。
本年はそれに報いるという意味でも、余裕を持った心で過ごします。
まとめ
・心に余裕を持った雰囲気をだしていこう
当事務所では、法人成りを検討している方や事業を始めたての方、これから規模を大きくしていきたい個人事業主、中小事業の方など幅広い視野を必要とする税務顧問を得意としております。
また、顧問契約や確定申告依頼までは必要ないけど、分からない部分だけ確認したい……という方のために単発でご相談出来るプランを用意しております。
お客様のご要望に併せてご提案させていただきますので、お気軽にお申し付けくださいませ。
このページの執筆者
立川のネコ好き税理士 藤本悟史
※内容に関する法令等は、更新日による施行法令を基に行っております。