税理士試験

税理士試験1日目

今年は冷夏と言われていた頃が懐かしいぐらいですね!

火曜日で火だからって太陽さん頑張り過ぎじゃないですかね。

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さて、今日は税理士試験の1日目ですね。

私も去年までは税理士試験を受験していた税理士試験受験生だったため、まだまだ思い入れがあって懐かしく感じます。

特に税理士試験1日目は初回受験科目の簿記論&財務諸表論の受験日だったため、未だに印象に残っています。

初めての税理士受験を受けた際に早稲田大学の門をくぐり、薄い教室案内をもらい吹き抜け構造の何号館かをエスカレーターで登り通路で他の受験生に混ざりながら参考書を読んで、遂に開放された大教室に入ったあの瞬間は忘れられませんね。

広い教室に立ち込めるクーラーの冷風と静かな受験生の胸の高鳴りを忘れることは出来ません。

そんな訳ですし、今回はブログ開設したてで色々設定も出来てないですが税理士試験1日目の思い出を語っていきましょう。そうしましょう。

税理士試験1年目:簿記論

税理士試験の登竜門と言われている簿記論。受験生も最も多く、簿記論→財務諸表論の間だけ休憩時間が1時間半あるあたり受験生の多さが伺えます。

初めての税理士試験。トイレもバッチリ済ませ、TACさんの全国公開模試でもらったまとめ小冊子で復習をしていると遂に開始時間が訪れます。

「今から解答用紙を配布します。問1が2枚。問2が4枚。問3が1枚です。」

問2が4枚

問2が4枚

ん?何かおかしいぞ??

一応捕捉しておきますと、簿記論は大体問1毎に解答用紙が1枚ぐらいで収まります。まぁ多くて2枚かなぐらいです。

4枚というのは最近の暑さぐらいにありえない数ですね。ええ。

4枚という数字にびびったのは私だけではなかったようで、周りの受験生も少しざわついてました。そりゃあね。問2の4枚に隠れがちですけど、問1の2枚もまぁ多いですからね。

そんなこんな嵐の前の静けさで始まった簿記論。いざ蓋を開けて問題を確認すると!!

ほぼ50点分が仕訳問題でした。

しかも問2は仕訳3行とかに紙1枚使う贅沢仕様。

す、すさまじい空欄の量で逆に心配になります。

何か後入れ先出し法とかいう廃止された会計処理が出たりよくわからない資産除去債務とか出ましたが、簿記論は出来ない問題は出来ないでいいのでそれ以外は答練等で出たものも多くなんとか解けました。

問3でリベート契約書というものがまたも問題用紙1ページ使用して出てきましたが。これもスルーです。

【税理士試験1年目:財務諸表論】

財務諸表論は正直あまり記憶にないんですよね。簿記論でめちゃくちゃ疲れたのと問2が4枚の衝撃が多すぎて。

財務諸表論は世間的な出題ランクはCだが個人的に出そうだと思って覚えていた海外子会社・海外支店の理論が出たおかげで

やったーーこれ俺しか解けない奴――!!!!

って心の中で叫んだら興奮して失神しそうになりました。

受験生の方々も興奮しすぎてないで失神しないように気を付けてください。呼吸おかしくなります。

【税理士試験2年目:消費税法】

1日目ラストは税理士試験初の税法科目、消費税法です。

ちなみに私1年目は前半2つの会計科目しか受けていないので、この消費税法は2年目の受験科目になります。

各予備校の参考書の条文を暗記してそのまま解答用紙に叩き込む所謂べた書きを行うことが当然のように行われていることに勉強開始当時は戸惑っていましたが、1年後のこの日はさも当然のように行ってきました。

環境ってこわいですね。

理論は好きな事例問題が出たのでガッツポーズしながら(失神はしそうにはならず)解いて、計算についても当時はまさかの原則簡易の2問方式でした。

判定までもさせる問題でしたが、片方が簡易だったことともう片方が簡易課税の区分が全然なかったので原則だと思っていたのですが判定を行っても簡易になってしまう問題が勃発。

「いやこれ絶対原則だろ!?」という税理士についてはあるまじき先入観を持った決めつけで原則になる理由を20分ぐらい探した結果、高額特定資産があったことが判明。

残りの時間で問題を解答用紙に叩き込んで何とか解答を済ませ、試験時間ギリギリで何とか完了。初めての税法や簡易と原則の判定等色々とメンタルに来る一日でした。

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そんな感じで税理士試験1日目の思い出は終了です。財務諸表論以外の2科目で面くらってる当たり、一筋縄ではいけない試験というのが伺えますね。

本日受験の方々もファイトです!!