こんにちは。立川のネコ好き税理士、藤本です。
今年もゴールデンウィークに突入しましたね。今年も緊急事態宣言中の突入になってしまいました。
去年は各予備校の自習室が閉鎖し、受験生にとっては異質なゴールデンウィークとなりましたが、今年は何とか自習室閉鎖にまでは至ってないことで一安心。
私が受験生時代にゴールデンウィーク中にやっていたことを紹介しますので、良ければ参考にしてもらえると嬉しいです。
当事務所では、法人成りを検討している方や事業を始めたての方、これから規模を大きくしていきたい個人事業主、中小事業の方など幅広い視野を必要とする税務顧問を得意としております。
また、顧問契約や確定申告依頼までは必要ないけど、分からない部分だけ確認したい……という方のために単発でご相談出来るプランを用意しております。
お客様のご要望に併せてご提案させていただきますので、お気軽にお申し付けくださいませ。
Contents
社会人にとっては貴重なまとまった休み・GW!
社会人受験生にとってはとても貴重なまとまった休みであるGW。
遊興欲や休養欲を押しのけて、知識欲を爆発させることの出来る大チャンスなウィークです。
それでは、GWはどんな勉強法をすればいいのでしょうか。
人それぞれ個人差があると思うので、参考に私の当時の勉強をご紹介します。
GWは総合問題ウィーク
GW中の勉強は、理論ではなく基本的にはまだ計算
5月に入ったら理論回し……という方も多いと思いますが、私はGW中を最後の計算学習期間として、理論勉強はあまり行わずに計算の学習を中心に行っていました。
とはいえ、個別問題回しは3月4月に集中的にやっていたため、この期間は総合問題ウィーク期間として、総合問題中心の学習方法に切り替え。
一気に直前期で戦える実をつける作戦でいきます。
4月中に行った個別問題集による水やりから総合問題で一気に実をつける
3月4月に集中的に行った個別問題集。その水やりから一気に実をつけるために、GWは一転して総合問題ウィークへ。
3月4月の個別問題集のススメは以下の記事で紹介していますので、併せてどうぞ。
個別問題集で上昇させた安定性。しかし、いくら安定していても限界点が低ければ意味がありません。
そこで、実践的な総合問題を多くやることで限界点を上昇させ、安定性と限界点を上昇させて一気に直前期に戦える果実を実らせることが出来ます。
個別問題集で学んだ点と点を、総合問題で線にする作業ですね。
これで、幅広い個別問題の網羅性と、アウトプットとしての総合問題の解答作成力を実らせ、今後の答練がものすごく楽しくなります。上級期間の下剋上の開始ですね。
それでは、どんな総合問題を使用していたのでしょうか。
総合問題は基本的に復習ではなく、初見問題で試す
解き直しではなく、初見問題に対して戦えるようにする
この時期の総合問題ウィークは、解き直しではなく初見問題で行います。
これで、個別問題で培った網羅性を、初見問題の総合問題で以下に実らせることが出来るかの養分を養うことが可能です。
基本的に使用していたのは、以下のような総合問題ですね。
- 外販の応用問題集
- 過去問題集
- 各予備校のオプション講座による答練
外販の応用問題集
冊子で特別感ある外販問題集。
各予備校で販売されている総合問題集です。予備校にもよりますが、大体1冊10問も総合問題のある贅沢な一品。
最も手軽でそれなりの難易度で練習できる優れもの。おススメですね。
特に理由がなければ自分の通っている予備校の外販物の応用編がおススメです。基礎編は少し退屈だし、他予備校のものは解き方も異なるので戸惑います。
冊子なので問題文のコピーが少し面倒なので、そこは休憩時間として割り切りましょう。
1日1問やれば7割ぐらいは読破出来ますね。残りは気が向いた時にでも。
過去問題集
過去の受験生への挑戦。過去問題集。
税理士試験は、各予備校の口座中で過去問題の論点を網羅してくれるのでそこまで重要ではない過去問ですが、本試験故の特殊な雰囲気で練習には十分。
個別問題集をやっていれば大体は見たことがある内容なので比較的スムーズに解答が出来ます。1冊5年分入っているのでボリュームも十分。
受験生時代は、過去問題を解いた後、SNSなどで解答過去問当時の本試験に対する受験生の反応を確認し、本試験ではどれくらいの難易度だったのかを雰囲気で確認していました。
「当時の本試験の難易度」を肌で感じることが出来るため、初見問題に対する難易度判定の能力も上昇。この経験は中々出来ないですね。
これもGW中に全部は終わらせません。残りは気が向いた時にでも。
ちなみに受験生時代、過去問は以下の科目では解答していました。
- 過去問解答科目:簿記論、相続税法、所得税法
- 過去問未解答科目:消費税法、財務諸表論、法人税法
消費税法と財務諸表論は、講座中で過去問を解答する機会があるため外販は見過ごし。
法人税法は、過去5年中不備のある年や荒れた年が網羅されていたので見過ごし。
各予備校のオプション講座による答練
特別講座のオプション講座。
GWは各予備校もオプション講座で補足を多く行う時期。その中で、演習があるオプション講座を申し込んで初見の答練解答を行います。
外販の物とは異なり、数は少ないですが解説動画等も見れるのが大きなポイント。
GWは4月までの水やりから一気に実をつけることの出来る期間
GWのまとまった休みは、直前期に入る前にここまでで行った水やりから一気に実をつけることが出来るチャンス。
せっかくのまとまった休みですから、我武者羅にやるのは少し勿体ないところ。
作戦立てて勉強する事で、ここでうまく今までの勉強を昇華させて直前期に繋げていきましょう。
まとめ
・GW期間はまだ計算中心
・学習内容は総合問題中心
・個別問題で培った安定性を総合問題の限界点をあげてより生かす
・ここで直前期に向けて一気に昇華させる
当事務所では、法人成りを検討している方や事業を始めたての方、これから規模を大きくしていきたい個人事業主、中小事業の方など幅広い視野を必要とする税務顧問を得意としております。
また、顧問契約や確定申告依頼までは必要ないけど、分からない部分だけ確認したい……という方のために単発でご相談出来るプランを用意しております。
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このページの執筆者
立川のネコ好き20代税理士 藤本悟史
※内容に関する法令等は、更新日による施行法令を基に行っております。