前回のあらすじ!
三毛君:これが青色申告の申請書か~
三毛君:いや、帳簿の数がありすぎる
Contents
これ全部作成するの?
青色申告の申請書の中に、備付帳簿のチェック欄がありましたね。備付って何となく聞きなれない言葉ですが「作成して保存する」という意味で大丈夫です。備えあれば患いなし
ここにチェックした書類については個人事業主・フリーランスの方が作成をして保存しておかなければいけません。
今まで散々「絶対青色申告!!」「青色申告マジ神!!」みたいなこと言ってたくせに、いざその気にさせたらこんなに書類作成しなきゃいけない何て天国から地獄だよ!
何が手形記入帳だよ! 手形で人物認識するようなスパイ映画みたいな個人事業主・フリーランス何かじゃ……ちょっとかっこいい……け、けどそんなの作るのハードル高すぎて無理だよ!!
大丈夫です!! 全部作成する必要はありません!
作成が必要な書類と任意の書類
65万のマイナスを受けるのに絶対必要な書類(主要簿と言います)
- 総勘定元帳
- 仕訳帳
必要に応じて作成する書類・補助簿のうち大体の人が作るもの
- 現金出納帳
- 預金出納帳
- 固定資産台帳
必要に応じて作成する書類・補助簿のうちあんまり作る人がいないもの
- 売掛帳
- 買掛帳
- 経費帳
- 手形記入帳
- 債権債務記入帳
- 入金伝票
- 出金伝票
- 振替伝票
- 現金式簡易帳簿
どれを作成すればいいの?
青色申告の申請書は事業が始まった直後に作成することもあり、いきなり何の書類を作成すればいいのか分からないことも多いと思います。
一応、青色申告の申請書の提出時は作成予定のものだけをチェックすれば良くて、後に「やっぱこれもあった方が便利だな~」というものが出てきた場合には、再提出等は必要ないとのことです。
基本的には65万マイナスに絶対必要なものと大体の人が作成してるものを作成すれば大体の場合には対応出来ます。
しかし、こうった書類は普段馴染みのあまりないもの。
名前から何となくイメージは出来るとはいえ普段聞きなれない言葉で何がどんな書類なのか分かりにくいです。
次回はこれらの書類について簡単な概要と個人事業主・フリーランスにとって重要な書類かを5段階評価(主観バリバリ)しようと思います!