フリーランス

単発相談で、疑問点を気軽に税理士に確認して自分で確定申告を行う選択肢

こんにちは。立川のネコ好き税理士、藤本です。

自分の事業規模の場合、税理士に頼んだ方が良いのか、自分でやった方が良いのか。

フリーランスの方は確定申告の際、税理士に頼んだ方が良いか自分でやった方が良いのか悩むことがあるのではないでしょうか。

その中間部分の位置づけとして、不明点のみ聞くための単発のご相談プランを利用するのも1つの手段なのではないでしょうか。

スポット的に税理士に相談する、という選択肢もあったら便利じゃないかな、と感じています。

スポット的に税理士に相談する、という選択肢もあったら便利じゃないかな、と感じています。

当事務所では、顧問契約や確定申告依頼までは必要ないけど、分からない部分だけ確認したい……という方のために単発でご相談出来るプランを用意しております。
また、確定申告依頼のサービスも提供しております。
不明点等ございましたら、ご検討いただければと思います。

単発のご相談プランを使用する場合はどんな場合?

ゆく川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず

かの有名な方丈記に記載のある1文。一見同じように見えて、同じもの・変化のないものはないことを表している儚い文章です。

時間の流れも同様で、いつも通りの1年に見えても、去年と全く同じ1年間は存在しないもので、様々なイベントが発生します。

単発のご相談プランでは、以下のような、今年に会った特殊なイベントについて詳しく聞くとより効果的なのではないかな、と感じています。

  • 今年1年間で特殊な事情があった場合
  • 毎年変わる税制改正に対応して、規定の取りこぼしがないかの確認
  • 作成した確定申告書のレビュー

今年1年間で特殊な事情があった際は、不明点を確認したい

自動車や機械装置等の多額の支出をした場合

今年は事業拡大をしよう!古くなった機械を買い替えよう!

様々な理由で、自動車や機械装置などの多額の支出を数年間に1度、行うことがあります。

これらの支出は、固定資産となる可能税があります。

固定資産の場合、購入した年に全額経費になるのではなく、毎年少しずつ経費として算入されていきます。

中古・新品で毎年どれくらい経費になるのか、消費税はどうなるのか

特に、毎年どれだけ経費になるのかの算定は、翌年以後も購入年の処理を参考にすることが多いので、最初がとても大切です。

スタートアップでミスがないよう、不明点を確認しましょう。

給付金等の例年にない事情が発生した場合

今年、新型コロナウィルスの関係で例年に類を見ない程の給付金の支給がありました。

これらの給付金は例年で発生する事は多くありません。

給付金に所得税・住民税は課税されるの?

給付金の消費税の取り扱いはどうすればいいの?

今年限りの処理ですので、調べるのも少し面倒だったり、不明な点が多く出てきてしまう可能性があります。

今年開業して、初めて確定申告をする場合

今年開業した方の場合、初めての確定申告ですので、不明点が数多くあると思います。

むしろ、分からないところが分からない、といった方も少なくないのではないでしょうか。

開業年は、前述の固定資産の検討等、翌年以降に参考にする様々な特殊な事情が出てきます。

こちらを最初の年で確認しておくと、不安点が解消されるのではないかな、と思います。

特殊な事情があって不安なところがある場合は、相談してみよう

毎年変わる税制改正に対応して、規定の取りこぼしがないかの確認

新設された優遇措置の確認をしよう

税制は毎年改正されるもので、去年までなかったけど今年から新しく出来た優遇規定がある場合があります。

例えば、基礎控除の改正や、青色申告特別控除の改正等。今年は特に多かったですね。

新設された規定の取りこぼしがないかの確認は、確定申告する上で税金を過剰に払わないようにするために大切な点になります。

特例で何か検討できる事項があるのではないかの確認

青色申告特別控除や来年以降の簡易課税の適用など、特例を使用することで税額負担を軽減できる事項がある場合があります。

自分は適用できるのだろうか

間違っていないだろうか

全員で一律に適用できる特例ではないので、個別的な条件が設定されていて、内容を確認しても不安なところが多いのではないでしょうか。

そちらを事前に確認し、確実に適用の有無を確認することは、今後の見通しを行う上でとても大切ですね。

今年は、コロナの特例の種類がとても多い

今年はコロナ影響で、届出関係の特例の種類がとても多くなっております。

例をあげると、消費税の課税事業者の選択届出や簡易課税の届出等

今年中に提出しないといけないもの・適用条件が複雑なものが少なくありません。

これらの特例で、自分の税額負担を軽減できるものがないか、確認を行うことが出来ます。

特例の存在・適用有無の確認をしよう

作成した確定申告書のレビュー

税理士側の立場で言うと、お客様から預かった確定申告書で検討事項が全くない事例はほぼありません。

もしかしたら、こんな経費を取りこぼしているのではないか?

もしかして、こんな事項があるのではないか?

様々な提案を行えることが多くありますので、一度確認をすることも良いのではないでしょうか。

単発のご相談プランを使用するメリット

自分で確定申告書を作成しながら、1度他の人の目が通った書類というのは、やはり安心感が違うと思います。

フリーランスの方ですと、上司の方がいないため、誰の目のチェックが入らないことを不安に思う方はとても多くいらっしゃいます。

第三者の目が入る事による安心感を得るだけでも、単発でご相談するメリットになるんじゃないかな、と思います。

単発のご相談プランのまとめ

・今年発生した特殊な事情について確認出来るメリット
・最新の税制改正・特例の検討有無を確認出来るメリット
・申告書を第三者のチェックが入る事により、安心感を得られるメリット

当事務所では、顧問契約や確定申告依頼までは必要ないけど、分からない部分だけ確認したい……という方のために単発でご相談出来るプランを用意しております。
また、確定申告依頼のサービスも提供しております。
不明点等ございましたら、ご検討いただければと思います。

このページの執筆者

立川のネコ好き20代税理士 藤本悟史

※内容に関する法令等は、更新日による施行法令を基に行っております。