コラム

傲慢な考え方をしていたことに気が付いた話

ジャガーネコ
ジャガーネコ
大人になってくると、利害関係にない人に会う機会が段々少なくなっていくね。
ミケ君
ミケ君
僕もこの間、たくさん撫でてくれたと思ったら、実はSNSに写真をたくさん載せて人気猫にされちゃって……困るなぁ。
ジャガーネコ
ジャガーネコ
唐突に自慢を突っ込んでくる……。

こんにちは。立川のネコ好き税理士、藤本です。

租税教室を行っていると、利害関係がなく同じ方向を向いている方と出会う機会が多くなります。

税理士会と学校側で金銭の授受はなく、どちらも生徒さんの成長などを見据えて行動を起こそうとしている文字通りの同志。

そんな先生方との出会いを通じても色んなことを感じ、学ばせてもらいました。

当事務所では、法人成りを検討している方や事業を始めたての方、これから規模を大きくしていきたい個人事業主、中小事業の方など幅広い視野を必要とする税務顧問を得意としております。
また、顧問契約や確定申告依頼までは必要ないけど、分からない部分だけ確認したい……という方のために単発でご相談出来るプランを用意しております。
お客様のご要望に併せてご提案させていただきますので、お気軽にお申し付けくださいませ。

租税教室の目的は、生徒さんに何かを考え感じてもらうこと

租税教室の趣旨や目的は、税金の知識を得てもらうことだけではなく、税金を通じて思いやりや主人公であることを学んでもらうことでもあります。

これは講師の税理士側だけでなく、学校の先生側も同じことです。知識ではなく、税金を通じて知恵・考えを学んでもらうことであると。

立場は違えど、生徒さんに何かを考え感じてもらうことを目的としていわば同志ですね。

税理士講師と先生方。お客さんでも敵でも味方でもなく、同志

内容のリクエストをしてくる先生方も

税理士講師と先生方の関係は、利害関係のない同志のような関係です。

講義の内容についてはどちらの立場でも考え要求することは出来、内容についてリクエストをしてくる先生方もいらっしゃいます。

税の作文の切り口になるようなことを話してほしい、まだ授業で税金を取り扱っていないので丁寧に解説してほしい等々。

その中で、大きく講義内容の変更を行うリクエストもありました。

大きく講義内容の変更を行う租税教室の体験

いただいたリクエストの中に、子ども達に行ってもらうワークを20分以上取ってほしいというもの。

租税教室は内容が比較的多く、結構時間が不足しがち。その中で子ども達のワークを20分取るとなると、授業全体の組み立てのし直しが必要になります。

最初に話を聞いた時は、正直なところ「無理じゃないか」とも感じました。そんなに時間を取ったら他のところが話せなくなる、と。

それでも、それを達成しなければいけない状況でもあり、前代未聞の内容に挑むことに。

同志の考えと自分の考えを融合させて上手く行った体験

子ども達のワークを20分確保する。初めての授業構成ですが、結果としては大成功でした。

子ども達の発表も独創的なものも多く、1つ1つの発表内容も丁寧に解説・拾い上げる時間も確保済でフィードバックも完璧。

発表したい子も多く、様々なことを考え感じてもらうことが出来ました。

最初に「無理じゃないか」と感じた私とは裏腹に、大成功した訳です。

今回の経験を振り返って今までの自分を鑑みる

今までの自分は、どこか傲慢なところが絶対にあった

今回の経験を振り返り、自分自身の考え方にはどこか傲慢なところがあったと感じました。

最初に「無理じゃないか」と感じたのは、自分が話す時間がなくなって伝わらないんじゃないか、といった独りよがりな内容。

相手の話を聞いて、「今までと違うから無理だ」とまず考えてしまう。傲慢な考え以外の何者でもありません。

今までこんな考え方をしていたことが恥ずかしいです。

傲慢な考え方は限界点が低い

傲慢な考え方は、自分の考えに固執して変化を求めずに同じことを求めてしまう。

それでは変化は起きず、限界はすぐにきてしまいます。完璧と自分が思い込むだけの危うい砂上の楼閣。

1人では必ず限界はあります。

自分1人ではなく、様々な人の考えを受け入れることで、限界点はどんどん上がっていく

自分1人では限界はありますが、様々な人の考えを受け入れると、自分の中の世界が広がっていきます。

こんな考えがあるのか、その考えは面白そうだからやってみよう、等々。

自分では思いつかなかったようなことを考えさせてくれます。

そうして、どんどん自分の中の限界点が上がっていき、色んな変化を楽しみ、相手との調和を図ることも出来るようになります。

もっと上を目指したいな、そう感じるようになれました。租税教室を通じて、大切なことを学ばせてもらいました。

違う方向を向いている相手ともコミュニケーションを

先日、中学校にも租税教室にいったことを紹介したのですが、ここでは違う方向を向いている相手と一緒に行う状況になりました。

もし、この体験がなかったら上手く行ってなかったんだろうなぁ、と感じます。

良ければ、そちらも併せて拝見してもらえると嬉しいです。

中学校の租税教室に感じた限界と、違う方向を向いている相手とも輝く話 こんにちは。立川のネコ好き税理士、藤本です。 各小学校や中学校等に派遣され、1時間授業をもらい税金の授業...

まとめ

自分に傲慢さがあったことを感じた話

・傲慢な考えには限界点が低い。相手の考えを本当の意味で受け入れていきたい

当事務所では、法人成りを検討している方や事業を始めたての方、これから規模を大きくしていきたい個人事業主、中小事業の方など幅広い視野を必要とする税務顧問を得意としております。
また、顧問契約や確定申告依頼までは必要ないけど、分からない部分だけ確認したい……という方のために単発でご相談出来るプランを用意しております。
お客様のご要望に併せてご提案させていただきますので、お気軽にお申し付けくださいませ。

このページの執筆者

立川のネコ好き20代税理士 藤本悟史

※内容に関する法令等は、更新日による施行法令を基に行っております。