今年の冬に独立をして、約半年が経過しました。
このブログ自体は独立前から書いているので、ブログ自体は早いもので1周年を迎えました。独立前は、独立に必要な物理的な道を書いていましたね。あれから1年経過したと思うと感慨深いです。
改めて、要約して書き直してみようかな~とも
独立してから半年が経過したこともあり、ある程度自分の方向性というか、流れが見えてきたのかな、という印象があります。
独立すると、良くも悪くも1人で全部やらなければいけないですが、私は雑務含めて1人で色々やるのがとても好きです。
改めて振り返ると、実は自分って色々やってるのかも?と思うようになってきました。
また、それこそが独立のメリットの1つなのかな、と感じましたので、これから独立を検討している方に少しでも参考になればと思います。
Contents
独立してからやり始めることの出来た、たくさんのこと
色々なことを1人で行える嬉しさ
独立してから、税理士業含め様々なことを行えるようになりました。
ざっと例を挙げるだけでも以下の通り
- 税理士業務・個人法人相続資産税関係
- スポット相談
- ブログ
- 動画作成(数ヶ月さぼってしまっていますが)
- TAC税理士講座の原稿作成業務
- セミナー
- 租税教室
本業の税理士業務の他に趣味の延長線上のものも含めて色々なことをやり始められています。
こんな色々なことは、改めて考えてみると勤務時代では出来なかったことなのではないでしょうか。
勤務時代で出来ることと出来ないことって?
勤務先の企業からの期待も受けることになる勤務時代
企業が人を雇う場合には、ある程度企業側も採用する人に対して「期待」を持っています。
例えば、法人業務の人手が足りないから、法人業務に就いてくれる人材を雇う、等々
企業側が期待してくれている業務については、企業側がきっちり用意してくれて強く関われますが、企業が期待している以外のことを行う場合、それなりに手順が必要となりフットワークが軽くありません。
前に勤務していたところでは、資料をコピーするためだけに採用されたコピー部隊が存在していました。
企業が求める人材は企業が決める訳ですから、その範疇を超えたことを行おうとすると、企業側も困ってしまう訳ですね。コピー部隊が、法人業務をやりたいと言っても、必要ない訳です。
改めて考えると、コピー部隊ってすごいなぁと改めて思います。
勤務先が主催するセミナーなど、既に場が用意されたセミナー類に参加出来る
勤めている企業がセミナーなどを定期的に開催している場合には、進行側として参加できる場合があります。
有名どころになればなるほど、規模や出席する方の層も変わってきます。もし、独立して1人でやっている税理士が同規模レベルのセミナーをやるとなったら、相当大変でしょう。
規模の大きなセミナー類に進行側として参加出来るのは、明確なメリットですね。
自分が行いたいことは出来ない場合が多い
私は税理士試験が好きなので、正社員で働きながら税理士講座の専門学校で働きたいです!
そう言って、全ての企業が良い顔をする訳ではないでしょう。そこで働く時間があるなら、こっちで仕事をこなしてほしい、そう思うのは想像に難くありません
やはりある程度、企業側の期待にも応えなければいけない訳ですから、自分の行いたいことを自由に行うことは難しい面が多いです。
独立すると、出来ること出来ないことの決定権は自分にある
全ての事を1人で行うことが出来るのはメリット
独立した際のデメリットとして、全ての業務を1人で行わなければいけない、そんな話題を聞くことがあります。
- 名刺作成
- ホームページ作成
- 請求書発行
- 電話対応
- コピー
- 本業
しかし、私はこれらをデメリットではなくメリットとして受け止めており
- 名刺を自分の好きなように作成出来る
- ホームページに好きなことを書くことが出来る
- 請求書の内容やデザインを自分で決められる
- 電話の有無や使用スタイルを決めることが出来る
- コピーを行わない選択肢を取ることが出来る
- 自分の好きなように本業の方向性を決めることが出来る
そんな風に考えています。
ここのブログでは結構好き勝手書いていますが、会社員でしたら基本的に書けないです。
ねこ検定のこと書く税理士事務所なんて他にないのではないでしょうか
独立すれば、やりたいことは何でもできる
独立してから、本業その他問わず、色々なことに手を出してきたのですが、それこそが独立の良いところなのではないかなと思います。
- 税理士業務・個人法人相続資産税関係
- スポット相談
- ブログ
- 動画作成(数ヶ月さぼってしまっていますが)
- TAC税理士講座の原稿作成業務
- セミナー
- 租税教室
勤務時代にこんなことをやっていたらきっと怒られますし、それどころではなかったかもしれません。
TAC税理士講座の原稿作成や租税教室はやっていてとても楽しいですし、税理士業から少し離れた視線で色々なことを学ぶことが出来てとても良い経験だと思っています。
こうした、自分のやりたいことをやりたいように、つまみ食いのように色々出来るのは、独立税理士の明確なメリットだと感じています。
もちろん、つまみ食いだけに終わらず、全てやりきるつもりですけどね。
コロナ給付金関係も多数
今年限りかもしれませんが、コロナ関係での給付金が多数実施されました。
ありがたいことに色々な方から声をかけていただいて、単発含めて給付金サポートを数多くやらせてもらいました。
給付金サポートというとても短い期間ですが、直接「ありがとうございます」と言ってもらえるのはこの上なく嬉しかったです。
直接私に対してお礼をもらうことが出来るのは、勤務時代とはまた違う嬉しさがありました。
独立のメリットはこれだけではないけれど
独立してから、勤務時代の頃の知り合いによく現状を聞かれます。
未来のことや本業のこと、不安がない訳ではありませんが、これだけは、はっきりと言うことが出来ます
独立して良かった
独立しなければ出来なかったこともたくさんやれていますし、そのままでは見えなかったものも見えてきています。
また、それらの内容は私にとても合っているなと(自分で選んでいるから当然なのですが)
勤務を続けていれば続けていて楽しいこともたくさんあったでしょうが、今はそれを悔やむことがないぐらいに楽しいですね。
もっとやりたいことはたくさんあるけど、本業も頑張ろう
色々とやって楽しいことは多いですが
つまみ食いをしすぎて本業がおろそかになっているのではないか?
最近の懸念点として、そう思うようになってきました。動画作成もかなりさぼってしまっていますし。
改めて、本業とも向き合う時期なのかもしれません。
これからも、お客様のために頑張れることを全力で頑張っていこうと思います。
このページの執筆者
立川の個人・相続税特化の20代税理士 藤本悟史
※内容に関する法令等は、更新日による施行法令を基に行っております。