こんにちは。立川のネコ好き税理士、藤本です。
年明けが税理士受験の1つの節目と考えている方も少なくないのではないでしょうか。
ここから8月までの長丁場。モチベーションの維持はとても大切になりますね。
税理士受験に限らず、高校受験、大学受験の心得等でよくこんな文言を目にします。
勉強のモチベーションを高めるため、自分にご褒美をあげる。
よくある文言ですが、自分自身の受験時代から少し違和感があった文言でもあります。
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Contents
自分へのご褒美をあげることで勉強のモチベーションを高める
私が税理士受験生時代の頃、勉強に対する自分へのご褒美をあげるという方を多く見ました。
- 答練や模試、外販問題集で目標点を取れたらデザートを頼む
- 1時間勉強をしたら、何分好きなことをする
等々、様々な方によって多種多様なご褒美はありましたが、いずれも勉強を頑張ったご褒美に何かしらの報酬を与えるというものでした。
当時、これら姿を見て違和感がありました。なんで、勉強に対して報酬を設定するんだろう、と。
最近その違和感の正体として、勉強に対する意識の差があったのだと気が付きました。
勉強を辛いものと認識していたのですね。
しかし、短距離走な勉強ならともかく、長丁場となりうる税理士試験では、少々このマインドは危ういのではないかと思います。
勉強=辛いものというマインドを持ってしまっている可能性
勉強は辛いもの?
勉強は辛いもの。
そういった声をよく聞きます。確かに、遊びの時間を切り捨てて勉強に充てれば、逸失利益として辛いものであるのかもしれません。
この勉強がなければ友人と遊べたのに……等々。
そこで、辛い勉強を少しでも楽しくするために自分へのご褒美(報酬)を用意するのですね。
ご褒美を設定する=勉強は嫌なものだという先入観を生み出す
しかし、勉強とは全く関係ないところに報酬を設定すると「勉強は嫌なものだからしょうがなく報酬を設定している」という意識を生み出してしまうのではないでしょうか。
ゲームをやっていて、1面をクリアしたからといって、自分へのご褒美としてデザート等を頼まないと思います。
これは、ゲームをやること自体楽しいことで、報酬を設定する意味がないからではないでしょうか。
勉強自体を楽しむことが一番のモチベーション
辛い勉強を頑張るのではなく、勉強それ自体を楽しむ
勉強は嫌なことだから別個で報酬を設定するのではなく、勉強それ自体を楽しむことが一番のモチベーション維持になります。
勉強をすること自体楽しいことなら、報酬を設定する必要もないですし、そもそも楽しいから勉強自体が報酬になります。
そんなこと言われても勉強なんて楽しくないし……そう考えている方も多いとは思いますが、本当にそうでしょうか。
自分が楽しいと感じることを知る
勉強は辛いもの、これはある意味先入観が生み出したものではないでしょうか。学生時代は自分のしたい勉強を選べないので、興味のないことも学ばないといけないですからね。
しかし、税理士受験は自らが選んだもの。全く楽しくないことはない訳です。
やっていて楽しいこととは何でしょうか?
- 出掛けて友人と遊ぶこと
- カフェで本を読む事
- 漫画やアニメ、ゲームをプレイすること
楽しいことは色々ありますが、何を感じるから自分が楽しいと感じるのか
- 友人と話題を共有することが出来る
- 新しい知識を知ることが出来る
- レベルアップして新しい世界へいける
等々、楽しいと感じることは様々です。そして、勉強は楽しいと感じる事柄に対して大体該当します。
自分が楽しいと感じる要素は様々だが、楽しい要素に勉強は該当することが多い
勉強して仲間が出来れば話題を共有出来ますし、当然新しい知識も得る、更に自分自身がレベルアップして新しい世界へ行くことも出来ます。
勉強って楽しいと感じる要素を多々含んでいるんですね。
それに気が付かず、先入観で「勉強は辛いもの」と感じてしまうのはとても勿体ないと思います。
勉強、楽しいですよ。
楽しすぎて、勉強のやりすぎで腱鞘炎になることもあるので注意して下さい。
勉強自体が楽しい=最強
周りが辛い辛いと必死にモチベーションを保っている中、自分は余裕
勉強自体が楽しいと、モチベーション維持をする必要が基本的になくなります。楽しいことですし。
周りのライバルたちが頑張ってモチベーションをあげている中、自分は勉強に集中出来るのはとても強いです。
勉強は楽しいけど、受験勉強は正直辛いところもある
とはいえ、勉強自体は楽しいですが、「受験勉強」になると正直辛いことは多いです。
単純に落ちたら嫌ですし、それに伴うプレッシャーも感じますからね。
その中でも、本当に受験に対してのみ辛いことを感じれば心の負担はかなり少なくなります。
ご褒美をあげるなら当初から設定するのではなく、結果を受けてフレキシブルに
節目節目に軽いご褒美をあげるのは良いと思います。私も無意識にやってた気がします。
例えば、答練や模試の結果を受けて、良い結果ならお祝いに、良くない結果なら次に繋げる決起会の為に缶コーヒーを飲む等。
事前に準備するのではなく、結果を受けて気持ちの切り替えも兼ねて行うのも良いのではないでしょうか。
せっかくやるなら、勉強それ自体を楽しんでいきましょう!
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不明点等ございましたら、ご検討いただければと思います。
このページの執筆者
立川のネコ好き20代税理士 藤本悟史
※内容に関する法令等は、更新日による施行法令を基に行っております。