こんにちは。立川のネコ好き税理士、藤本です。
昨年から引き続き、副業の1つとして選択肢に挙がるウーバーイーツ。すっかり世の中に浸透した感覚があります。
令和2年においてもウーバーイーツ収入に係る確定申告について解説していきました。
基本的には大きな変更はないですが、改めてウーバーイーツ収入に係る確定申告について確認していきましょう。
当事務所では、法人成りを検討している方や事業を始めたての方、これから規模を大きくしていきたい個人事業主、中小事業の方など幅広い視野を必要とする税務顧問を得意としております。
また、顧問契約や確定申告依頼までは必要ないけど、分からない部分だけ確認したい……という方のために単発でご相談出来るプランを用意しております。
お客様のご要望に併せてご提案させていただきますので、お気軽にお申し付けくださいませ。
Contents
ウーバーイーツ収入に係る確定申告
そもそも、ウーバーイーツ収入に確定申告は必要なの?
基本的に、ウーバーイーツにより収入を得た場合には確定申告が必要になります。
会社員やアルバイトをしている方は少し疑問が浮かぶかもしれません。普段、ウーバーイーツ収入と同じように会社からお給料をいただいているけど確定申告は必要なかったのに、なぜウーバーイーツ収入は確定申告が必要なの?と。
ウーバーイーツの収入は、お給料ではなくフリーランス(個人事業主)報酬なんですね。
ウーバーイーツ収入はお給料ではなくフリーランス(個人事業主)報酬
会社員やアルバイトで得る収入はお給料。ウーバーイーツ収入はフリーランス報酬です。業務委託という形ですね。
お給料の場合には、支給の際に税金を天引きし、年末において年末調整が行われます。
それに対して、フリーランス報酬は、支給の際に税金は天引きされませんし、年末に年末調整も行われません。
支給側が税金に関する手続きを何も行わないため、各個人で税金の手続きたる確定申告が必要になります。
ウーバーイーツ収入の確定申告に係る基本的な計算方法
ウーバーイーツ収入は「収入から経費を差し引いた利益」に対して税金の課税が行われます。
但し、ウーバーイーツ収入の場合、そこまで多くの経費が発生しません。そのため、収入に対する課税割合は比較的多くなります。
ウーバーイーツ収入は本業?副業?
本業か副業かで税務申告的な取扱いは大きく変わってきます。
こちらは各個人によって大きく異なるところではありますが、以下のような項目に該当する場合には副業に該当します。
・扶養の範囲内で収入を得ようと思っている
・会社員の本業は別にあり、副収入として利用している
・特に本業はないが、就職等するまでの間の繋ぎとして利用している。
ウーバーイーツ収入の場合、どちらかというと副業に該当するケースが大半かと思います。
基本的には副業前提で進めていった方が安全ですね。
来年3月の確定申告に向けて準備しておこう
ウーバーイーツ収入を得た場合、基本的には確定申告が必要になります。
年間20万円以下ならば必要ない、という情報もありますが、実はこれには罠があります。それが、所得税の確定申告は必要ないが住民税の確定申告は必要ということ。
結局は、どこかで確定申告は必要になるということに。
来年の3月前後で慌てないように、ウーバーイーツ収入を得ている場合には今のうちから確定申告の準備をしておきましょう。
まとめ
・ウーバーイーツ収入を得た場合、基本的に確定申告が必要
当事務所では、法人成りを検討している方や事業を始めたての方、これから規模を大きくしていきたい個人事業主、中小事業の方など幅広い視野を必要とする税務顧問を得意としております。
また、顧問契約や確定申告依頼までは必要ないけど、分からない部分だけ確認したい……という方のために単発でご相談出来るプランを用意しております。
お客様のご要望に併せてご提案させていただきますので、お気軽にお申し付けくださいませ。
このページの執筆者
立川のネコ好き20代税理士 藤本悟史
※内容に関する法令等は、更新日による施行法令を基に行っております。